2012年12月15日 0時14分

「第2回こども鉄道博士選手権」12月16日(日)12:33放送。

平成24年11月11日(日)、名古屋市昭和区の高台に位置し、今や放送電波を発しない紅白の鉄塔下にある中京テレビ・Bスタジオに70組140名の親子が集結しました。

その人たちは「第2回こども鉄道博士選手権」のチャレンジャーたち。

昨年は12月25日に放送したこの番組、昨年の熱気をそのままに今年は左肩の『第2回』の文字が誇らしげに見えます。

さて今回も「鉄道問題」を制作スタッフと練りに練りました。問題作成のポイントは…、

(1)「昨年と全く同じ文言の問題文・解答は使わない」

(2)「小学生の鉄道知識の限界に挑戦した問題を作る」

(3)「“鉄”知識のないファミリーの方に楽しんでもらえる問題にしよう」

予選では「○×問題」や「筆記試験」等に挑戦!それを勝ち抜いた10組が11月17日に開催された準決勝にコマを進めました。それにしても私が予想した各問題の正解率を超える子供が多いのには驚かされ、その知識量のパンチをいきなり食らった私たちは準決勝・決勝の問題を練り直すことになりました。

準決勝は行き先不明、キハ85系でのミステリートレイン。と言ってもこの写真のホームの様子等から「南紀」であることはもうバレバレですね。ところでこの準決勝には、司会者の福澤朗さんだけではなく、お笑いの「フルーツポンチ」のお二人、「SKE48・古川愛李」ちゃんも参加しているのですが、列車の到着待ちの時間に非『鉄』の方には思いもよらない行動を子供たちがとり始めたのです。勿論カメラを持っての行動なのですが、狙いは「フルーツポンチ」のお二人でも「SKE48」でもなく、その横を通り過ぎて隣のホームに停車中の列車を撮影にいったのです。周りにいたスタッフは『成程』と妙に納得していました。

決勝戦は12月1日(土)、「リニア・鉄道館」で開かれました。この写真はジオラマにある「リニア・鉄道館」前で、矢印のところには昨年の「優勝親子」がいます。さて今年の優勝者のフィギュアも彼らのすぐそばにすでに置かれています。さてその優勝者とは?12月16日(日)12:33からの放送をお楽しみに。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!