2012年12月18日 21時55分
「筑豊直方」を14:30に出発した電車は「黒崎駅前」を目指し筑豊の街並みの中をひた走ります。
楠橋(くすばし)車庫のある「楠橋」駅は14:38に出発。車庫には昭和53年に乗車した2000形の姿もあり懐かしく感じました。また2000形について言えば、2009年(平成21年)に公開された映画『おっぱいバレー』の中でも重要シーンに登場しており、その映画が中京テレビも製作に参加していたということもあって公開時にはスクリーン中の2000形の雄姿を何度も見た思い出が私にはあります。
話しは飛びますが「乗り鉄」をする時は事前にしっかりいろいろと調べていく場合と、そうではない場合があります。ただ事前調べはなくとも、このブログを書くにあたっては手持ちの書籍やネット、はたまた本を購入してそれを参考にする場合もあります。少なくとも今回の「筑豊電鉄の乗り鉄」の場合は、“思い出”“記憶”の復習はちゃんとして『実地研修』に臨みました。なのですが、車掌さんが今も乗務しているのは承知していたのですが、車内では“お札等の両替”はしているものの“切符の販売”をしていないというのは承知していませんでした。
15:03の定時に「黒崎駅前」に到着。路面電車タイプの鉄道でありながら全区間が専用軌道というのは不思議な感じですが、それより私の人生で最初に経験した「黒崎駅前」は『西日本鉄道 北九州線』の電停であり通過式の本当にいわゆる路面電車の電停で、平成のような建物の中の行き止まり式ではありませんでした。
「黒崎駅前」という現状から考えれば“謙虚”と言いたくなる名前の由来であるJR「黒崎」駅も昭和の時代から建て替えられ、ペデストリアンデッキが駅改札の前にあるので、まるで地平駅に見えますが、実際には地上にはなく、筑豊電鉄からですとエスカレーターで上ったところにありました。