2012年12月22日 22時43分

10月27日、「折尾駅」にて。(2)

昭和46年(1971年)3月23日、一昨日UPした『D50記念写真』の後、「折尾」駅には朝の6:33に戻ってきました。そしてその後、7:56に「下関・門司港」発「博多」行きの電車に乗るまでの間、ここ「折尾」駅にいました。

「折尾」駅と言えば日本初の鉄道同士の『立体交差』駅として知られていますが、昭和46年の高校生当時は、それに気付いていませんでした。421系電車も懐かしいですが、立体交差の向こう側には上下線とも蒸気機関車の牽く客車列車が止まっていました。

その時の蒸気機関車の写真が何故か残っており、それがこれで「なめくじ」のD5142号機。検索したら鹿児島県で動輪が保存されているとの記述を見つけました。

平成の立体交差を上(鹿児島本線下りホーム)から見てみました。この写真を撮影した鹿児島本線の下りホームのみならず、上りホームも毎日、多くの人が行き交っていますが、それが『日本初』の光景であることは殆どの人が気にしていないというか、『知らない』でしょう。

ところでこの部分の下にある鹿児島本線を支えている部分はレンガ積みであったり、「折尾」駅の壁画があったりそれだけで結構“見応え”があります。一度ご覧あれ。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!