2012年12月26日 21時26分

小ネタ、「インターホン」の話し。

名鉄名古屋本線「桜」駅は無人駅です。そのため「インターホン」がついており、ボタンを押せば「名鉄係員が応対いたします」の文字通り、係りの方が出てくれます。

ところで「インターホン」の下に英語があるのですがそこには「Intercom」とあります。そうなんです。「インターホン」は和製英語で、英語では「Intercom」となります。ところで「インターホン」が和製英語というのは聞いたことがあり知っていたのですが、いつから「インターホン」という名前が使われていたかについては、少々ネット検索した程度では出てきませんでした。

さて余談ですが名古屋に「アイホン」というインターホン大手の会社があります。今年、そのアイホン株式会社とApple社が誰でも知っているであろう製品名「iPhone」(アイフォーン)の商標使用で合意したというニュースが流れました。難しいことはともかく「iPhone」が日本では「アイホン」ではなく、「アイフォーン」であることには理由があるということで、『商標』権については、私の業務にも関係があるのでそうしたニュースに敏感に反応してしまいました。なおApple社からアイホン株式会社には使用料が支払われているようです。(参考:東洋経済ONLINE)

そんなことを「桜」駅の「インターホン」の吊り看板で思い出したのですが、興味のない方はその看板の下にある「電車が通過します」の通り、通過してください。あっ、今頃書いても遅いですね。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!