2013年01月20日 16時55分
昨年の10月24日、「スギテツ」さんの新しいアルバム「SUGITETSU EXPRESS」が発売されました。
今回は『鉄道系』の曲のラインナップで、クラシックとの融合あり、オリジナルあり、アレンジありと盛り沢山な内容となっています。
そして、その発売を記念したコンサートが昨日、名古屋クラブクアトロ(名古屋パルコ東館8F)で行われました。そうそう、このブログを書いている今、この時間にも正に東京での昼の部のコンサートの真っ最中で、更に19:00開演で夜の部もあります。
さてスギテツさんのコンサートは、毎度その確かな演奏力に聞き惚れてしまうこともさることながら、軽妙洒脱なトークも楽しみです。演奏と演奏の合間はいつも笑いが絶えません。
ところで今回のコンサートで思わず「凄過ぎる!」と唸ってしまった曲があります。それがアルバムにも入っている『チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」変奏曲「夢の超特急コンチェルト」』です。何が凄いかと言えば、岡田さんが弾かれているヴァイオリンがその理由です。
写真でも何となく不思議な輝きがあるのに気付いて頂けますでしょうか。このヴァイオリンはアルミ製で、新幹線の顔の部分を作っている山口県の山下工業所さんが、匠の技のPRのために作ったとのこと。CDでは聞いていましたが実際に生でそれを聞いたとき、その独特の響きに感動しました。是非、多くの方に生で聞いてほしいですね。演奏直後の岡田さんのトークでは「木製のヴァイオリンに比べ金属なのでやはり重い」との話しもあり、そういった新しい情報にも触れられた今回のコンサートでした。
※コンサート風景の写真提供:鉄道写真家・古池直之氏。古池さんは、スギテツさんの依頼でコンサ―トの記録写真を撮影されています。なお、この写真並びにCDの写真は古池さん並びにスギテツさんの事務所の許諾を得てこのブログで使用しています。