2013年01月26日 21時45分
鉄道から少し離れます。
スウェーデンの国名は正式にはスウェーデン王国です。つまりこの国には王様がいらっしゃいます。
1991年10月15日、この日、ストックホルムの町を歩いていた私の目の前をまるで中世にタイムスリップしたような馬車が通り過ぎました。
ルクセンブルク大公国(ドイツ・フランス・ベルギーに囲まれた国)のルクセンブルク大公がスウェーデンを訪問されたとのことで、スウェーデン国王・王妃とルクセンブルク大公ご夫妻を乗せた馬車を思いがけず見ることができ、偶然の幸せを感じていました。
この日は何故か市内各所でものものしい警備態勢が敷かれ、車の通行だけではなく、歩行もかなり制限をされており、本当ならもっと早く何がしかに気付くべきでした。
警備の警察官と記念写真を撮らせてもらったのですが、帽子も含めてこの服装は警察官にとっても特別だったようで、この方は「初めての経験です」と思いのほか喜んでおられ、この服装の警察官の方たちが互いに記念写真を撮影していました。もっとも私の拙い英語で聞いたことなので若干、怪しい面があるのは否定しませんが、王宮を警備する「衛兵」ではなく「警察官」と言われたと記憶しています。
「鉄」旅ではこうした街歩きも楽しんでいます。