2013年02月12日 22時15分

1991年のドイツ(1)ニュールンベルグから飛行機???

1991年10月18日。さてニュールンベルグに着き、ここからデュッセルドルフまではどこをどうやって移動しようかと思いつつ、ホテルを変更しようにもそんな英語力はなく、ドイツ語に至っては「ありがとう」しか知らず万事休す。そんななんやかやで取り敢えず「ニュールンベルグ」駅に降り立ってみたら、どうやら「デュッセルドルフ」に行く飛行機が8:00にあるのが分かりました。

そして「ニュールンベルグ」空港に直行。空席があると聞き、直ぐに搭乗手続き。そしてそそくさと搭乗。

思いがけない、そして後にも先にも一回限りのドイツ国内の飛行機の旅はこうして始まりました。眼下に広がるニュールンベルグの町に一旦別れを告げ、「鉄道博物館」への再訪を誓いました。

町のシンボル、送信塔(テレビ塔)が「待ってるよ」と言っているような気がしました。(画面の真ん中のマッチ棒みたいなものなのですが…。)

ところでこの「デュッセルドルフ」行きの便の最終目的地はイギリスの「バーミンガム」。面白いと思ったのはつまりこの便が国内線だけど国際線ということで、回りくどい言い方ですが、私のようなデュッセルドルフまでの乗客ではなく、バーミンガムまでの乗客はデュッセルドルフで降りることもなく、何というかあたかも国内線の経由便の如くでした。まるで国際列車の「国内区間」に乗車した気分でした。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!