2013年03月06日 19時57分

さよなら!!東横線渋谷“地上駅”(4)。

東横線渋谷駅と言えばこの風景。

東横線に乗らないまでも、昭和48年の大学入学以来、学生時代だけではなく社会人になっても、渋谷に来ることは何度あったか数えきれません。もっともここ数年はこの風景を見てはいませんでしたが、こうしてこの写真を撮っていて、今はまだ現役であるにも関わらず、既に「懐かしい風景」と感じたのは、きっとそのデザインが私の中で『学生時代の思い出』となっていたのかもしれません。

さて駅舎の外観を撮影した時間から5分ほど巻き戻して独特のカーブを描く外壁から街並みを覗いてみました。何度となく見てきた都バスが停車する風景もこれで見納めなのですね。等と感慨にふけっていたら、私に声をかけてきた人がいました。

「ここから東京タワーが見えるんですよ。」の一言。オッと思って目を凝らしたら確かにビルの間に東京タワーの姿がありました。教えてくれた方に「ありました。ありがとうございます。」とお礼を言い、早速撮影。渋谷駅のホームで東京タワーが見えるのははここだけなのだそうです。

さてさてこうして時間は12時となり、もうここにいられる限界一杯。その後真面目に仕事をしたことは言うまでもありません。

それにしても、「鉄」が絡むといつもより早く起きるのが苦にならないのはどうしてだろう?そして仕事にも集中できる…、おっとこれは書いてはいけない話しですね。忘れてください。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!