2013年03月12日 21時16分
2011年11月21日のドイツ・ミュンヘン中央駅。頭端式のホームに高速列車・ICE(ここには3とT)がズラリと並んでいるのは丸で新幹線の東京駅というか九州新幹線の鹿児島中央駅が如くでしょうか。
その同じミュンヘン中央駅の1991年10月24日の様子です。似たような方向で撮っているので比較は一目瞭然なのですが、停車中の列車がバラエティーに富んでいるのにまず目が行きます。かつ一番手前の電気機関車の所には「荷物」が『山』とは言わないものの、数多く積まれており、当時、ドイツでは鉄道による荷物輸送が盛んだったであろうと推測できます。20年後の2011年にはホームで荷物を見かけることはありませんでした。日本でも20年も経てば風景は変わりますが、同じ場所で“在来線”の姿が無くなり“新幹線”になることはありません。
ミュンヘン中央駅のコンコースにあった売店はDBの機関車でした。当時、登場したばかりICEではなく、特急牽引用の103型で、写真のDBのヘッドマークの下に数字が「103 113 7」とあることから型式名には自信があります。ということで、この機関車はその113号機となるのでしょうが、最後の「7」の意味は分かりません。