2013年04月04日 20時18分
「鉄」知人からお借りした品々。
画面の真ん中の斜めに置かれた「名鉄7000形パノラマカー」は、、、実はマッチです。この裏面には同様に6000形」のイラストがあります。そこには『昭和52年度ブルーリボン賞』とあり、また中には『近くなった知多新線の海』ともあることから、推測として昭和53年夏前のモノと思われます。その心は『海の前売きっぷ』の宣伝用のマッチだったからですが、一般乗客対象の宣伝材料で、マッチがあるというのは時代を感じます。それは当時、喫煙者が多かったであろうということよりそもそもマッチのような火器を鉄道駅で配布するという事は現代では私には考えられません。
※車両の形式について、「系」ではなく「形」を使っていますが、これはこのマッチに記載の形式名に合わせています。
右側の冊子はJR西日本和歌山支社が作ったダイヤ改正のパンフレットです。
内容から察すると1990年(平成2年)3月のダイヤ改正に合わせて発行されたもので、トランプ風のデザインは、その中身で鉄道の「ダイヤ」改正とトランプの「ダイヤ」を引っかけており、「ダイヤのキング」の所には「グランドひかり」が2往復から3往復に増発など、新幹線のダイヤ改正情報もありましたが大部分は和歌山を中心にした改正情報でなかなか面白かったです。
最後に列車をイメージした不思議な細長い物体ですが、実は鉛筆で、白色の「こだま」に似せたデザインの部分がキャップとなっていました。この写真に写っていない部分に「L EXPRESS」の文字があることから「L特急」の周知広報用のノベルティーと思われ、それゆえ「こだま形」となったものと推察しています。
私にとってはいずれも初見で、こうした無償のグッズ・駅での配布物の世界も奥が深いものだと感じました。