2013年04月13日 20時25分

2013年2月の台湾(3)台湾鉄路莒光号。

平成25年2月22日の「新烏日(Xinwuri))発「臺東(台東Taitung)」行き莒光(Chu-Kuang Express)号。日本で言えば急行に該当すると思われますが、読み方が今一つ分かっていないので駅名も含め英語表記を括弧の中に入れてみました。

台北(Taipei)で10:15に乗車し、瑞芳(Ruifang)に11:01着の区間乗車でしたが、この列車、全線では結構なロングラン列車で、台湾西海岸中部にある始発駅の出発は6:52、台湾東海岸南部にある終着駅到着17:22。台湾の面積は九州と同じ位とのことですので例えて言えば「熊本発博多・小倉経由宮崎行き」と言ったところでしょう。

電気機関車の牽引する客車列車で、座席は全席指定。で私が乗車したのは「8車6號」(8号車6番)。日本で言えば近鉄特急でついこの3月まで使われていた数字のみ表記となっています。ところで6號の並びの席は8號です。

その8号車は編成の端にあり、車掌室の様なブロックがありました。

よく見ると網棚の高さにサボ(行先標)が…。「所変われば品変わる」とはよく言ったもので、日本と同じ1067ミリゲージで左側通行、文字も漢字と日本と共通点の多い台湾鉄路ですがいろいろと違いもあります。

莒光号に乗るのは初めてでは無かったものの、この光景を見るのは初めてで、面白かったです。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!