2013年04月15日 21時25分

2013年2月の台湾(5)台北のMRT(地下鉄)。

MRT・台北捷運公司、台北の地下鉄です。

写真は南港線台北駅です。ホームドアが整備され、整列乗車も徹底されているようでした。

話しはいきなり飛びますが、各駅には「台北MRTガイド」(日本語の場合)なる路線図が置かれており、誰でも持っていくことが出来ます。そのガイドは国際色豊かで、英語・日本語は勿論、ポルトガル語・インドネシア語・マレー語他があります。そのガイドで目立つのは路線名の記述がないこと。各路線の「線」と「駅名」と電車が運行される区間が表示されているだけです。

因みに先に書いた南港線というのはMRTの公式HPで確認しました。

※南港線…西門~南港展覧館の路線。板橋線・土橋線と直通運転をしており、ガイドには南港展覧館~土橋線の終点「永寧」間が藍色の路線カラーで一つの路線として書かれている。

台北MRTはいつも混雑しており、特に都心部の駅のホームは人で溢れています。名古屋で言えば朝のラッシュ時の東山線名古屋駅の状態が日中、ズーっと続いているといったところでしょう。駅によってはエスカレーターと電車の間に(利用者数に比べ)十分な間隔が確保できておらず、やむなくベルトパーテーション(という言い方だったと思う)によって整列乗車が促されており、まるでイベントアトラクションの『順番待ち』の様でした。そうそうこの写真に写っている人たちを見るとコートを始め厚手の服に身を包んでいる方が多いのが見て取れます。

台北駅から乗車した南港線の終点「南港展覧館」駅。この駅の2駅手前、「昆陽」駅(2008年12月までの終点)までは2008年(平成20年)8月25日に乗車しており、改めて完乗したことになりました。線路の先はコンクリートの壁。この壁が再び開くことはあるのでしょうか?



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!