2013年04月19日 20時01分
2013年ではなく2008年8月25日の台北MRT/文山線です。当時、文山線(中山國中~動物園)は開通していましたがその延長区間ともいえる内湖線(中山國中~南港展覧館)は未開通でした。
24時間テレビが終わらないと夏休みが来ない中京テレビに勤めている私はご多分に漏れずこの年もそれに従い世間の「夏休み」が終わるころに台湾に出かけました。
この写真は「忠孝復興」から「中山國中」方面を写したもので、ビル街の果てに山が迫っているのが見えます。
「中山國中」は当時の終点。延長が予定されていたこともあってか、頭端式ではなく通過式のホームで、将来の本線が“引き上げ線”となっていました。この写真はホームから撮影したものです。
こちらは文山線の終点「動物園」。駅を降りた目の前には文字通り「動物園」があります。
ところで『文山線』の名前は今の線名で、私が乗車した当時は『木柵線』でした。ここも引き上げ線がある方式ですが、この先に車庫があり、まあ名古屋市営地下鉄「藤が丘」の変形版といったところでしょうか。
そうそう、車両の向こうに煙突が見えますが、そこには煙突の長さを生かした愛らしいキリンの絵が描かれ、「動物園」的風景となっていますが、この煙突そのものは動物園の施設ではなさそうでした。