2013年04月30日 21時57分

2013年2月の台湾(12)台湾高鐵と臺灣鐵路管理局。

2013年2月23日、台湾高鐵「台中」駅で下車した私は臺灣鐵路管理局「新烏日」駅を目指します。と言ってもこの2つの駅は、名前は違えどまあ同じ駅でして、当然の事ながら歩いて行くのですが、それでも5分弱の距離です。

「台中」駅から「新烏日」駅に入ったところには様々なモニュメントがあります。

こちらは段ボール製の蒸気機関車。段ボールでここまでやるかと思ったほどでその存在感はとてもビッグです。

※構内にはその名も「紙箱王」という段ボールで作ったカバン等のショップがあり、そうした製品を初めて見たので思わずきょろきょろしてしまいました。(店内は台北への戻りの時に入りました)

話しを戻して「台中」という駅名は台湾高鐵(新幹線)と臺灣鐵路管理局(在来線)の両方にあり、これが慣れないと紛らわしいです。ここの他にも「桃園」「新竹」「嘉義」「台南」がダブルネームです。台湾高鐵「台中」駅は臺灣鐵路管理局の「台中」とは電車で10分ほど離れており、日本の常識を一旦蚊帳の外にしないと、駅に着いて驚きます。言うならば新幹線の「新大阪」駅が「大阪」駅を名乗っているようなものです。新幹線と在来線の駅名の感覚は、鉄道同士というより別の交通機関と言った感じです。

何はともあれ「新烏日」駅から各駅停車で30分ほど南下した「員林」へ行く電車に乗ろうとしたのですが…、電光掲示板を見てガックリ。乗る予定だった9:42発の「集集」行きは“停開”!つまり運休。台湾ではこれまでにも経験しているのですが、結局10:05発まで待つはめに。

まあ幹線なのでそれ位の間隔で電車が走っているだけで「良し」と言ったところでしょう。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2013年4月
« 3月   5月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!