2013年05月02日 21時03分

2013年2月の台湾(14)渓湖糖廠の観光鉄道。

この日の目的は「員林」からバスで30分ほどの渓湖鎮にある「渓湖糖廠」(日本語読みで「けいことうしょう」)の観光鉄道に乗る事。

「渓湖糖廠」は1919年(大正8年)に創業した製糖工場で、2002年(平成14年)にその製糖工場としての役割は終えたのですが、そこにあった鉄道を生かしたレジャー施設への転換を図り、正式には2003年から観光鉄道「五分車」(762ミリの軌道を台湾では「五分」といいます)が運行を再開。

しかも2007年には蒸気機関車も復活して、いつかは行かねばと思っていました。

運転日は土・日・祝に限られており、それで2月23日(土)に出かけたのですが…。切符売り場の様子がおかしい…。

近くにあった事務所に人影があったのでそこで聞いたところ時刻表に書き足してくれたのは、

*「週六」に「×」…「六」は土曜日の意味。

*「日」に「○」

どうやら土曜日の運転はなく、日曜日だけの運転とのこと。また春節(旧正月…2013年は2月10日)頃には土曜日も運転したが、今は運転していないとの事でした。つまりシーズンオフなので「土曜日は運休」という現実がありました。

「渓湖糖廠五分車」の看板の風景はまたの機会にお預けとなりました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!