2013年05月12日 19時10分

日本最北端の駅「稚内」(1)北上。

ゴールデンウィーク明けの5月8日からお休みを頂き、4泊5日の北海道への「鉄」旅に出かけました。

今回の第一目的地は日本最北端の駅「稚内」。そこまでの移動は、

1)中部国際空港(8:05発)~新千歳空港(9:45着)

2)新千歳空港(10:55発)~稚内空港(11:50着)

と、ANAを乗り継ぎました。写真は新千歳空港発稚内空港行きのボンバルディア機。プロペラ機はあまり乗らないので楽し珍しの時間を過ごしました。

回っているプロペラをカメラで撮ったのですが、こんな感じ。6枚あるプロペラが4枚に見えます。

プロペラ機はジェット機に比べ、低い高度を飛んでいると思われ、まずは離陸して直ぐにとらえた羊蹄山。蝦夷富士の名に相応しい山容を見せており、5月とはいえ美しい冬景色でした。

こちらは利尻島。CAさんの話しでは、この日の景色は抜群とのことで、全山すっぽり雪をかぶった利尻富士を、乗客の方々が盛んにシャッターを押していました。

鉄道写真でも、利尻富士を背景にした宗谷本線は定番中の定番ですが、こうして空から単体で見るのもGOODでした。

それにしても朝一番の飛行機で名古屋を出れば午前中には稚内到着。

私は昭和49年の2月に初めて北海道に渡ったのですが、その頃は東北新幹線も開通前なので、もしも鉄路で稚内に行くとしたならば、最低でも24時間以上かかっており、列車の選択次第では2泊3日コースもあり得た状況で、それだけに不思議な感慨がありました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!