2013年05月14日 23時15分

日本最北端の駅「稚内」(3)稚内港北防波堤ドームへ行った。

5月8日(水)12:30前、日本最北端の駅「稚内」に到着。

そこをチラ見してまずは北海道遺産「稚内港北防波堤ドーム」を目指しました。

昭和11年(1936年)に完成し、今も凛とした存在感を示す「稚内港北防波堤ドーム」の概要について北海道遺産のHPから全文を転載します。

*********

稚内-樺太大泊間の旧稚泊航路整備の一環として、冬季の北西越波防止のために建設された半アーチ式ドーム。海上からの高さ14m、柱間6mの円柱70本を並べた長さ427mの世界でも類を見ない独特の景観と構造を持ち、港湾土木史に残る傑作であるとともに、旧樺太航路時代の記憶を残す歴史的遺産。設計者は、当時26歳の土木技師・土谷実。

*********

中に入ればそのアーチの美しさに圧倒されます。

ここに「稚内桟橋」駅があり、列車を降りた乗客はそのまま岸壁に横付けされた連絡船に乗りこみ、樺太の地を目指しました。

実は昭和49年にはここを訪ねていません。恐らくその頃はここの価値が今ほど観光的には宣伝されておらず、そのため観光客がここに足を延ばすことは少なかったのでしょうか?それとも冬であったので、寒さから街歩きを避けていたのかもしれません。

 

    

    ADVERTISEMENT

    電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
    稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

    カレンダー

    2013年5月
    « 4月   6月 »
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  

    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!