2013年05月19日 21時53分
何となくですが一般的に「稚内」駅は終着駅のイメージでしょう。
一昨日UPした“最北端”シリーズで載せなかったこの写真、木製の「日本最北端 稚内驛」の駅名標。いつからこの駅で、最果ての地で乗り降りする人たちを見つめてきたのでしょうか?
と書いてしまうのも「駅」が旧字体であることと全ての書体がどことなく古めかしく感じたからですが、もしも昭和49年に既にこの駅名標があったとすれば、厳冬の季節ゆえに駅で周りを見渡す余裕が無かったという事でしょう。
4332D、稚内14:12発旭川行き普通列車。ここから259.4キロの旅の始まりです。キハ54 505の単行。始発駅「稚内」で乗車したのは私を含め3名でした。さて何人が私と共に旅を続けてくれるのでしょうか?と言っても私は終着駅まで乗車しません。この列車にとっての2つ目の名前、4334Dの時に下車します。さて3人で始まった旅は、南稚内で1人下車し、5人が乗車で7人に増えました。南稚内はさすが宗谷本線の開業時の終着駅、また特急停車駅の貫禄ですね。