2013年05月20日 20時49分

宗谷本線各駅停車の旅(2)利尻富士と秘境駅。

南稚内~抜海(ばっかい)間では、海越しの利尻富士が見えるだろうと思い、そのために進行方向の右側に座ったのですが、ノンビリと風景を見ていればそんなことはすっかり頭の外へ。

突然目に飛び込んできた利尻富士にあわててカメラを取り出し、それでもこの写真が精一杯でした。ここから暫くは利尻富士が見え隠れしており、雄大な風景の中にいいアクセントになっていました。

宗谷本線は牛山隆信氏の「秘境駅ランキング」のベスト50に入る駅が7駅あります。南下する中での最初の秘境駅は第40位の「抜海」です。駅舎の向こうに人家が見えますが、それだけ。ちゃんとした駅舎が良い感じですが、煙突から煙が出ることはあるのでしょうか?何せ利用者は殆どいなさそうです。

順位は上がって第35位の「下沼(しもぬま)」駅。北海道でありがちな貨車駅ですが、牧草地と思われるまっ平な風景の中で、インパクトのあるワンポイントになっていました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!