2013年06月02日 20時23分

トロッコ王国美深(4)一人で乗っても楽しい。

何せ車輪の直径が小さく、乗り心地は期待してはいけません。細かい振動が常時、体全体に伝わってきます。想像以上とここでは書いておきます。でもその揺れがあるから「楽しい!」とも言えます。

時速は恐らく20キロ程度なのでしょうが、目の高さがレールにへばり付いていると言っても過言ではない状況でその迫力は満点です。

さて片道5キロの道のりを走ると左方向に開いているポイントが見えてきました。

ここが終点の「高広の滝」。左回りのループ線で一周するようになっています。

折り返したところでの記念写真。運営スタッフが待ち構えていてこうして写真を撮ってくれます。と言ってもスタッフは記念撮影用のためにここに来てくれるのではなく、ポイント操作のためです。で、そのついでにこうしたサービスも行っているそうです。

そうそう、私が着ている白いコートですがトロッコ王国美深で借りたものです。薄手のダウンジャケットまでは持参したのですが、「もう一枚来たほうが良いですよ」と勧められた一枚です。(借りて良かった。実感です)

因みに無料貸出しのコート類はサイズも揃っており、また毛布等も用意してありました。このサービスはよく考えてあると驚きでした。拍手!パチパチ。

さてこの写真で私は左手でハンドルを握っていますが、当たり前ですがハンドルはカーブを回るためについている訳ではありません。トロッコはフルオープンカーですので、万が一の際に備えての安全のためにいつも手にしています。が、運転を始めた時はカーブに差し掛かると何故かハンドルを切ろうとしている自分がいました。(笑)

さあ「仁宇布」に戻ろう。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!