2013年06月07日 20時00分

トロッコ王国美深(9)名寄への移動は路線バス。

翌日の5月10日(金)の予定は、朝11時からりくべつ鉄道の運転体験「銀河コース」。美深を昼過ぎに出て、翌日のその時間に間に合うべく旧・北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(更に昔は国鉄地北線)「陸別」駅に到着するには、公共の交通機関でも十分間に合うものの結構大変。

ということでまずは「美深」(JR美深駅から徒歩数分)バス停から名士バスで「名寄駅前」に向かいました。この路線バスは1~2時間間隔で走っており、私は12:40発に乗車。定刻の13:15に名寄駅着。

JR「名寄駅」に挨拶はちゃんとしてここを立ち去り、ここからはレンタカーを借りました。

このシリーズの(2)で名寄からレンタカーでトロッコ王国美深に行くべきだったか?と書いたのはこれが理由です。

車だと行動の自由度が高くなります。この日の宿は北見市留辺蘂町の『塩別つるつる温泉』。良い湯でした。

(PS)

車での移動時、20~30頭の群れをなすエゾシカをみました。勿論群れではないエゾシカも見ており、その出現率は驚くほどで、地元の獣医さんの話しでは繁殖率が高いこともあって北海道では深刻な問題となりつつあるそうです。5月8日の稚内~美深間の移動時だけで3回の警笛&ブレーキを体験したのは前に書いたとおりですが、以前、北海道に来た時もほぼ毎回、同様の体験をしています。

※エゾシカの群れの写真は撮っていません。後続の車がいたためですが、日本国内で海洋生物・サルを除き、自然界の哺乳類をこれほどの群れで見たのは初めてでした。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!