2013年06月08日 19時32分
宗谷本線の美深から旧国鉄池北線/りくべつ鉄道(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)陸別駅まで公共の交通機関(鉄道&路線バス)を利用すると、地図で見れば分かりやすいのですが、旭川と北見の2箇所でスイッチバックすることになります。(遠軽を入れれば3箇所)
昼の12時半過ぎに美深を出発すると、一番早くても北見には夜の19:45着です。また翌日は北見8:08の北海道北見バスに乗車で9:41に陸別着です。時間的には問題はなく、例え陸別で運転体験のスタート時間まで少々時間あっても構内の見学をすればよいので、これで時間を持て余すことはありません。ただ今回は廃線跡を少し楽しむのも良かろうと思い、レンタカーを選択しました。前日の宿泊先の宿のある北見市留辺蕊町(「蕊」の字は私には到底書けません)からは、北見市中心部の西方に位置する置戸町へ峠越えでショートカットでき、時間的にも余裕が出来ました。
写真の場所は旧ふるさと銀河線で言えば「置戸」~「小利別」間。廃線跡は線路こそ無いものの整備されている漢字で、丸で遊歩道のようになっていました。
小さな支流の橋梁が今も手付かずで残されています。(清水川橋りょう 97K815M77地点)
小利別駅の駅舎とホームは今も残されています。駅舎は公共トイレとして使えるようになっていました。
その小利別の国鉄時代の入場券。前の写真で列車交換可能駅だったことが分かりますが、私はこの駅に昭和52年に訪れた証拠です。ここから北見方面へは池北峠を越えて置戸に向かっていたのですが、その間は15.9キロもありました。池北峠は車では丘を越える感じなのですが、鉄道ではさぞかし大変な峠越えの一つであったであろうと感じました。