2013年06月14日 20時15分

りくべつ鉄道運転体験(7)「下勲祢別」駅。

ここが「下勲祢別」駅です。

周りには家が数軒見当たりますが、まあ何もないところだと言えます。ふるさと銀河線「陸別」駅と北見側の隣駅「分線」駅との間は5.7キロ。そもそもこの辺りに駅があったわけではありません。

写真手前に何となく踏切があることが見て取れますが、ここが松浦踏切。ここが運転体験の限界ですが、車両はこのギリギリまで来るわけではなく、また写真の右側に仮設っぽいホームが見えますが、実際にはそこまでも列車が来ることはなく、その先の今、列車が止まっているが終点です。

なおここ「下勲祢別」駅にも駅名標があり、そこには池田方面には「かねらん」とあり、北見方面には「ぶんせん」とありました。なるほど納得で、「寛斎」駅の駅名標を含め一貫性があり、好感が持てました。“本線”上での運転体験はこうありたいというマニアの心理をよく知っていると思ったのですが、それよりこの運転体験を支える人たちの心意気の表れとも感じました。

写真の真ん中にあるのは手作り感バリバリの出発信号機・制限時速標識。運転体験される方はその辺りも是非、楽しんでほしいと思います。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!