2013年06月20日 19時38分

日本最東端の駅・東根室(3)快速「ノサップ」乗車。

さて、いよいよ3631D快速「ノサップ号」で根室に向かいます。

キハ54-518の単行。11:03の定時に出発しました。釧路駅の充実過ぎる時間を終えて、何とか座席でホッとしました。クロスシート席にほぼ1人ずつ座る位の乗車率で、並行する道路にバスが走ってはいるモノの時間ではJRの方が優位に立っており、かつこの列車は札幌からの一番列車「スーパーおおぞら1号」の接続列車でもあり、ガラガラでなくと良かったというのがその時の本心でした。

11:45頃、「厚岸」駅が近づいてきて海が見え始めました。何だか理由は分かりませんが、私は車窓に海が見えると旅気分が高揚します。

厚岸駅には2分ほど遅れての到着。その厚岸駅でヘーッと思ったのが島式ホームの駅舎側に近い線の更に駅舎側にもう一本ホームがあること。

このホームは以前からあったのではなく、旅客サービスのために作られたとのこと。つまりこの列車が入る線には両側にホームがありますが、左側のホームのドアは開きません。Wikipedia「厚岸駅」に詳しく出ていたのですが交換列車が無い場合は通常、この線路を通り駅舎に直結のホームを使用しているそうです。旅客サービスとしてはGOODですね。

厚岸駅を出た後は、しばし湿地帯の中を通ります。名古屋界隈では見ない独特の風景に目が離せません。(ラムサール条約登録湿地;厚岸湖・別寒辺牛湿原)

それにしても愛称の「花咲線」の元となった『花咲』の地はまだまだ先です。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!