2013年06月26日 20時03分

日本最東端の駅・東根室(9)納沙布岬から北方領土を臨む。

「根室」に13:08に着いて帰りは「東根室」発16:02。「東根室」から“乗る”ことだけが目的なら、乗ってきた列車の折り返しが「東根室」発13:52。東根室まではタクシーでも5分ほど距離とのことでしたのでそれも良いかと思ったもののあまりに勿体ない。そこで納沙布(ノサップ)岬に行くことにしました。昭和49年(1974年)2月18日以来です。

根室駅前~納沙布岬間には根室交通のバスもあり、その場合、根室駅前発13:15で納沙布岬着13:59。折り返しは15:10発で駅前着15:54。これだと東根室への移動リスクが大きく、その手段は諦めました。

それで駅前の観光案内所で納沙布岬までのタクシー代について聞いたら片道7000円程度とのこと。やっぱり「駄目だ」と思ったら「納沙布岬+北方原生花園を回って2時間で駅まで戻る観光タクシーはどうですか?」と勧められ10800円也のタクシー旅行をすることにしました。

納沙布岬に観光客の姿は全くなく、この写真はタクシーの運転手さんに撮ってもらいました。因みに納沙布岬の記念碑の上にいるカモメは生きています。

カモメの向こうにいるのは多分、オオワシ。自然が息づいています。

同じ場所から納沙布岬灯台方向をパチリ。

この日は北方領土歯舞群島貝殻島灯台が微かに見えました。画面で灯台が傾いて見えますが私の撮影が傾いているわけではなく、灯台そのものが今は傾いているとのことでした。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!