2013年07月11日 21時35分

TGV東ヨーロッパ線(1)パリ東駅。

乗車予定のTGVがパリ東駅15:19発だったので余裕をもって30分前に到着しました。

それにしても駅の中は今の時代を映していますが、外観は歴史を感じさせます。時計の上にある彫刻+屋根のてっぺんにある彫刻が芸術的です。

そのてっぺん部分をトリミングするとこんな感じ。そこには「STRASBOVRG」の文字が。

そして時計の下の入り口からエキナカに入ったところには床にこんなプレートが…。

「ORIGINE DE LA LIGNE・PARIS-STRASBOURG」+「0km」とありますので、ゼロキロポストと言ったところでしょうか。「1849」はこの駅の開業の年という事なのでしょう。

※Wikipedia「パリ東駅」によれば、この駅はパリ・ストラスブール鉄道の起点として開業とありました。

それにしてもこのプレートの存在はあまり知られていないような気がします。ネットで検索しても見つけられませんでした。少なくとも駅を行き交う人は誰一人気にしていません。逆に、私には「コンコースのど真ん中で何を撮影しているのだ」と迷惑気な視線を感じていました。

さて1点の疑問。駅舎の屋根にある文字は「STRASBOVRG」に読めるのですが、「BO“V”RG」は「BO“U”RG」のはず。でも「V」にしか見えません。何故だろう???



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!