2013年07月18日 13時30分

TGV東ヨーロッパ線(5)時速320キロの世界。

世界最速、時速320キロの旅。

配られた水はフランス産の「Vittel」です。

外の景色は正に飛ぶが如く!の一言です。気のせいと言われればその通りかも知れませんが「時速300キロの世界とは違う世界が開けた」と感じていました。(東北新幹線の320キロはまだ未体験です)

写真でも遠いところは止まっているのですが近くはぶれています。まあ320キロでなくともある程度のスピードが出ていれば同じ結果ですね。(失礼!)

車内にある速度計で320キロを狙ったものの(望遠で狙っていたため手振れで)なかなか上手くいかず318キロを撮影するのが精一杯でした。まあ写真はともかくその時の乗り心地はよく揺れも少なく感じました。

ところで私の座っていた席はヨーロッパによくある机を挟んでの相向かいの席。前の方に失礼にならないように速度計を撮影しようとしたら、その方は被写体に気付いてくれ、ほぼ正面から撮影できるようにニッコリ笑って体を横に動かしてくれました。感謝です。

TGVの一等車で出される食事。ボックスランチといったところですが午後4時半に食べるには見た目よりヘビーでした。メイン料理はチキンで、サラダ・デザートを含め味は流石フランスとここに書かせていただきます。

ストラスブールで後ろの編成を切り離し、二等の正規料金より安価な一等の早割を利用した「速い・安い・旨い」TGVの旅は18:30、カールスルーエ中央駅で終わりました、

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!