2013年07月19日 20時42分
平成25年6月11日(火)、ドイツのカールスルーエのホテルに宿泊していた私ですが、前日、2編成連結のTGVの後ろ半分の編成を切り離したフランス・ストラスブールに出かけました。目的はまちづくりのためにLRTを導入、そして成功させたストラスブールの街を体感すること。
まずは朝一番午前7時のカールスルーエ中央駅です。
ここからまたまたTGVに乗車。但し、乗車時間が短いので2等車です。カールスルーエ中央駅は7:33発でストラスブール駅の到着時間は8:11。
その乗車券。見てほしいのは赤線の部分で、「TGV DUPLEX FRANCE ALLEMAGNE」とあります。『DUPLEX』と印字されており、日本で言うなら『N700系』とか印字されているような印象を受けましたがどうなのでしょう?それと『ALLEMAGNE』というのはフランス語でドイツのことだそうです。この列車が結ぶ2つの国名が併記されていると知ったのは日本に帰って辞書で調べてからでした。ところでこの券面の発時間・着時間がよくよく見たら前に書いた時間とそれぞれ1分違います。その理由は闇の中です。
到着した「ストラスブール駅」。駅舎全体がガラスの巨大な鳥籠で包まれているかのようなデザインで知られていますが、あくまでも古い駅舎を保存しつつ、現代の機能性を追求したものです。何となくテーマパークのエントランスのような感じがしないでもありませんでした。この辺りは日本とは考え方の違いですね。こんな風に残してほしかった駅が…ありますが、民間企業では限界があるでしょうし、そもそも日本では耐震性が問われるのでハードルが高いでしょう。
外から見るとご覧の感じ。少し曇っているのが残念です。