2013年07月23日 22時00分

国際列車の旅/ストラスブールからザールブリュッケンへ(1)単行と思いきや2連。

フランス/ストラスブールでの滞在時間は約3時間。あまりにも短い滞在時間の理由は、今回の旅では「行ってみたいと思っていたところはあきらめない。とにかく行くべし」と目的地を欲張り過ぎたこと。多少の消化不良は分かっていたのですが…。

11:31発のドイツ/ザールブリュッケン(Saarbrucken)行きに乗車。この案内表示の下から2駅目のザルグミヌ(Sarreguemines)がフランス側の国境の駅で、最後の一駅がドイツです。で、これから国際列車の乗るのですが、目的地はフランスのザルグミヌです。

発車の5分ほど前にホームに行ったら1両の気動車が停まっていました。「そうか!!単行の国際列車があるのだ!」と思いつつ車両に乗り込もうとしたら後ろからディーゼルエンジンの音が近づいてきました。まあ同じ番線に2つの列車が並ぶのはままあることなのでそんなものだろうと思いつつ、もともと停車していた902号の前で2両の並びを撮影しました。

そもそもどちらの方向に列車が向かうのかの方向感覚もなかったので、後ろの車両も撮影しておこうと思い、こんな写真を撮ったのですが…、ちょっと経ったら904号が近づいてきて連結されました。因みに連結される前のこの写真の撮影時間は11:28です。

連結器はこんな感じ。最初に見た時はもの凄く“長い”連結器に見えたのですが、よくよく冷静に見てみたら先頭車があまりにもスタイリッシュなデザインで、前面にTGV並みの傾斜があるのでそう見えただけで、2両の車端の距離はそれほどありませんでした。(決して話は盛っていません)でも連結器の上にあるカバーのようなものは何のためにあるのでしょう???

それにしても単行で走る気動車がこれほどお洒落な感じに仕上がっているのはヨーロッパだからかもしれませんね。

    

    ADVERTISEMENT

    電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
    稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

    カレンダー

    2013年7月
    « 6月   8月 »
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031  

    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!