2013年07月24日 21時26分
ストラスブールからザールブリュッケンに向かう列車の車内はこんな感じ。
座席は固定ですが、一人一人の独立シートで、とにかく座り心地が良いのです。その座席の先の右側に巨大な空間を占めているのがトイレ。
そのトイレにあるコンセント。話しは変わりますが、「コンセント」は海外では通じません。
さてこのコンセント、髭剃り専用と断ってあったのですが115V~、230Vの2電源対応です。私が出かける時の髭剃りは乾電池タイプなので、それを試すことは出来ませんが、プラグが使えるかどうかだけでも試してみたくなりました。ただその類はホテルに置いて来たので諦めざるを得ませんでしたが…。
ストラスブールからザルグミヌまでの乗車券。列車が動き出して暫くしてから車掌が検札に来たのでこれを出して…と、ここで意外な展開が待ち受けていました。
何やらフランス語で「この乗車券では駄目だ」といっているような雰囲気は伝わってきたのですが事情がさっぱり呑み込めません。そうしたらいきなり英語で「駅で黄色い機械を見なかったか?」と聞かれ、「私は気付いていない」と答えました。
この写真はザルグミヌで下車後に見つけたその機械。ようするにこれで乗車券に改札時間を刻印しなければならなかったのです。
私が知らなかった(調べていなかった)からいけないのですが、ストラスブールのあるアルザス都市圏の列車はこうしたシステムになっているようでした。(他地域については私には分かりません。)
さて刻印のない乗車券を所持していた私のその後ですが、「罰金は10ユーロ」と言われ「しょうがない。外国人旅行者という言い訳は通用しないだろう」と財布を取り出したら、「乗車券を正しく購入しているので、今回は大丈夫です。次回から気を付けてください」(多分、そう言っていたと思います)ということで乗車券の真ん中右側に、何か手で書いてくれて「これでOK」という事になりました。臨機応変な対応に感謝です。