2013年07月27日 20時32分

国際列車の旅/ザルグミヌからザールブリュッケンへ(2)

昨日UPした電車を見送り、次の電車を待ちました。

理由はその時点で乗車券を買っていなかったからですが、どうしてもこれに乗らねばならないほど急いではいなかったこともあります。

そして待つこと暫し、13:09頃、折り返し13:16発の電車が見えてきました。

私が乗車した平日のこの時間帯は30分間隔で運転されています。ただ9:16発から12:16発の間は1時間間隔で、輸送人員からみれば需要に合わせた供給なのでしょう。ただこうした路面電車が走る路線は運転間隔が短いというイメージがあり、一寸驚かされました。

ところでこのトラムを運行するドイツ・ザールブリュッケン(Saarbrücken)市の人口は18万人弱。それほど大きな都市とは言えません。

そのザールブリュッケン市にトラムが整備されたのは1997年で、その際に国境を越えてここザルグミヌに乗り入れました。如何にも各国が地続きのヨーロッパらしい存在ですが、「トラム」の国際列車はインパクト大です。フランス国鉄の国際列車で国境を越えず、いよいよドイツのトラムで国境越えです。

車内はこんな感じ。ドイツらしく機能的な印象を受けました。如何にもステレオタイプなコメントですいません。なお国際列車ですが「トイレ」はありません。

(おまけの一枚)昨日のE6系甲種輸送。JR笠寺駅で撮影しました。(笠寺駅到着は動画で撮っており画質が良くないためこちらの写真を選んでいます)

赤色表示板が良い感じでした。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!