2013年07月31日 21時56分

ザールブリュッケン発カールスルーエへの道。

さてここからカールスルーエに戻ります。ドイツ鉄道の出札窓口は整理券方式になっており、自分の順番が来るのを待ちました.

因みにドイツ鉄道の場合、例えばA地点、B地点を結ぶルートは複数あることも多く、乗車したい時間を言えばその時間を起点に一番早く目的地に到着する列車を選んで発券されるようになっています。

今回の場合、直通列車はないので途中2箇所で乗り換え、計3本の列車を乗り継ぎです。

乗車券と一緒にもらえる簡便な時刻表で列車の時刻をチェック。

1)Saarbrücken Hbf発16:07 RB12928列車

Pirmasens Nord着17:15

2)Pirmasens Nord発17:18 RB28241

Landau (Pfalts) Hbf着18:17

3)Landau (Pfalts) Hbf発18:22 RE28039

Karlsruhe Hbf着18:54

いくらドイツとはいえ果たして順調に帰れるのでしょうか?

ザールブリュッケン中央駅6番線からPirmasens Hbf行きに乗車。

因みに右側のオレンジ色の車両がDB/ドイツ鉄道で、左のブルーの車両がSNCF/フランス国鉄です。ストラスブールからザルグミヌまで乗車してきた列車の終点がここになるのですが、私がザルグミヌから乗車したトラムはこのSNCFの列車とかなりの区間を共用しています。

「Pirmasens Nord」での乗り継ぎ。左側の車両から右側の車両への乗継です。

「Annweiler am Trifels」駅到着。山の上にお城がちらっと見えています。ドイツらしい風景に出合いました。

と、ノンビリと構えていたら列車が停車した目の前に腕木式信号機が!

で、進行方向を見ると腕木式信号機が林立!カールスルーエの到着時間が一番早かったのでこの列車に乗っていたのですが、思わぬ風景に頬が緩んでしまいました。(この件は後日続きがあります)

さてこのルート、信号機だけではなく景色も素晴らしいです。山越えもあって変化があります。Landau (Pfalts) Hbfまでの2時間少々はとても充実していました。(3本の列車の旅は数分の遅れはありましたが無事終えました)

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!