2013年08月01日 21時16分

カールスルーエのトラム・トレイン(1)

平成25年6月12日は、ドイツ・カールスルーエ市のトラムを堪能していました。でもその前に散歩。

街の中心部の花屋さんには色とりどりの花が咲き誇り、夏の訪れを享受しているようでした。

カールスルーエの人口は市としては約30万人、またカールスルーエ都市圏では約43万人です。その中心がこの「宮殿」。今回は時間の関係でその存在を確かめにいった程度ですが、この他にもここカールスルーエはじっくりと時間をかけていろいろと見て回る価値がありそうです。

さてトラム散歩の始まり始まり。まずはカールスルーエ中央駅前(Hbf Vorplatz)。カールスルーエの市内線とも言える所謂トラムの路線や、郊外に足を延ばす都市交通線Sバーンの路線もあり、いつも電車で賑わっています。

市の中心部、Herrenstraßeの近く。トランジットモールとなっており、美しい並木道に人とトラムだけが行き交う光景には感動すら覚えます。

●左の電車がトラムで、右の電車はSバーンです。電車の大きさと雰囲気に違いが見られます。

 

(「カールスルーエのトラム・トレイン」参考文献)

1)交通ブックス119「LRT-次世代型路面電車とまちづくり-」(著者:宇都宮淨人、服部重敬)成山堂書店

2)「世界のLRT」(著者:三浦幹男、服部重敬、宇都宮淨人)JTBパブリッシング

3)「環境先進国ドイツの今」(著者:松田雅央)学芸出版社

4)「LRT等の都市交通整備のまちづくりへの効果」(平成23年3月、国土交通省)

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!