2013年08月03日 21時06分

カールスルーエのトラム・トレイン(3)

「Wörth (Rhein)」からカールスルーエへの戻り、S5系統「Söllingen」行きに乗車。

ここから終点までは都心部を通り抜けて1時間ほど走って行きます。もっとも通しで乗る人はきっと滅多にいないでしょう。

さて、カールスルーエ都市圏の鉄道ですが、ドイツ鉄道の都心部(カールスルーエ中央駅を含む)を中心にして四通八達しています。

カールスルーエ交通連盟の路線図≪Karlsruher Verkehrsverbund GmbH(KVV)≫でその様子が垣間見れますが、よくよく見ていると…まあ私の個人的感想ですが、名鉄名古屋を中心に名古屋都市圏を四通八達する名古屋鉄道に近いものを感じました。

ところで「Wörth (Rhein)」を腕木式信号機で出発した後は色灯式信号機が待ち受けていました。まさかドイツ鉄道に腕木式信号機マニアがいるから…というようなことはなさそうで、恐らく合理的な理由があるのでしょうが「知りたい」という思うのはきっと私だけではないはず。

鉄道線からトラム線への分岐点。トラムへの分岐というより、鉄道線同士の分岐にしか見えません。そして自然な流れで右側の線路に入って行きました。

さてカールスルーエの併用軌道を走る電車ですが、このS2系統の電車にように必ずしも低床車とは限りません。

このように4段のステップを上る電車もあります。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!