2013年08月22日 20時10分

ナローの蒸気機関車・リューゲン軽便鉄道(2)

平成25年6月15日(土)、今回の「鉄」旅の山場を迎えました。

この日の目的はリューゲン島にある「ナローの蒸気機関車・リューゲン軽便鉄道」。

まずリューゲン島という島自体、日本では馴染みのない名前ですが、ドイツ観光局HPには「リューゲン島はドイツ最大の島です。 果てしなく続く海岸、手つかずの自然、そして優雅な海水浴場……総面積926平方キロメートルの島内には、保養地に求められるものが全て揃っています。 それは、バルト海の真っ只中で見る夢のようなものです。」とありました。有名観光地なのですね。もっとも“有名観光地”だからこそ蒸気機関車が今も走っていられるのかも知れません。

さて「シュトラールズント中央」駅発8:04、

「ベルゲン・アウフ・リューゲン(Bergen auf Rügen)」駅着8:32。

「Bergen auf Rügen」駅発8:40の「ラウターバッハ モル(Lauterbach Mole)」行きに乗り換え。

※「Mole」の読み方が「モル」か「モール」かどうかは自信がありません。少なくとも「Mall」=商店街のドイツ語表記ではないことは間違いなく、Mole=桟橋のようです。

単行の気動車の車内はゆとりです。それにしてもお客がいない。

「プトブス(Putbus)」8:49着。

ここからリューゲン軽便鉄道の旅が始まります。列車の出発は10:08なので駅の構内・車庫・工場をゆったり見物。

この1時間20分は敢えての選択でして、結果は大正解だったと思っています。なお、構内の撮影に当たっては車庫で出発準備をしていた方に了解を得ています。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!