2013年09月19日 21時39分

ナウムブルクの単車トラム(2)

ナウムブルクは今回の旅で最初から行こうと思っていました。

ここは「Hauptbahnhof」(ハウプトバーンホフ)電停。「Hauptbahnhof」は一般的に「中央駅」と訳されていますから豊橋鉄道東田本線の「駅前」に匹敵する直球さです。

車内はこんな感じ。1000ミリゲージの車体ですのでまずまずの広さでしょう。それにしてもドイツのトラムはクロスシートが良い感じです。どうして日本はロングシート主体なのでしょう?

運転席。マスコンも時代を感じさせますが、右側にある手動式のブレーキには感動すら覚えました。

Vogelwiese(フォーゲルヴィーゼで読み方はあっているかな?)との間の全長2.5キロのこの路線。歩いても知れている距離です。人口約34000人の街でよくも走っているという感じですが、1892年に開業し、その後1991年に廃止となったものの2007年に地元の方たちの熱意で本格的に復活したと電車に置いてあった資料にありました。(ドイツ語なので確信はありませんが間違っていないと思います)



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!