2013年09月22日 19時57分

ナウムブルクの単車トラム(4)廃線跡。

平成25年6月18日(火)の話しも3か月経つと記憶が薄れつつあります。資料が無いととても書けません。寄る年波には勝てませんね。(悲)

トラムの車内にあったパンフレットの地図。

そこには現在の路線だけではなく、廃線となった区間も描かれていました。赤い部分が今も現役の区間ですが、以前はドイツ鉄道の駅と市街をグルッと周遊するルートだったんですね。

また市街地のど真ん中でも残存路線から分かれ、「Markt」を経由する路線が1892年から1976年まであったことが見てとれます。

そして「Markt」(マルクト)の電停があったであろうマルクト広場を何気なく大聖堂を目指して歩いていた時、何と今も残る線路を発見!

更に!カフェのテーブルの下にも線路を発見。いやはやとんだところで廃線跡巡りになりました。

ここの廃線跡は私にとっては当然未知の存在だったのですが、きっと知る人ぞ知る存在なのでしょう。

一応「Hauptbahnhof」に戻った時に路線があったと思しき場所を少し探したのですがそこでは廃線跡を見つけられませんでした。

昼食はシュバイネハクセ (Schweinshaxe)という豚の脚肉のロースト。無難な選択をしましたが、毎度同じコメントで恐縮ですが美味しかったです。

 

(お詫びと訂正)

このブログをお読みいただいたHさんから、間違いの指摘を頂きました。ここでお詫びすると共に過去に遡って本文を訂正しましたことを報告します。

 

1)9月7日UP「ベルリン・ヴォルタースドルフの2軸単車トラム(3)ドイツの森を走る。」の中で『「Berliner Platz」(ベルリナー通り)』と書きましたが『Platz』には『通り』という意味はありません。

じつは「Berliner Platz」の直前に「Thälmannplatz」という電停名を書いているのですがそこでは「テールマンプラッツ」としており、お恥ずかしい限りの確認漏れでした。

 

2)9月19日UP「ナウムブルクの単車トラム(2)」の運転席を写した写真の感想で、『運転席はマスコンの古さは否めませんが恐らくこの電車が作られた時とは相当に姿が変わっているはず。…』と書きました。

しかし、「昭和34以降の製造であり、一見古そうだがこのようなパネルを使っていてもおかしくはないのでは?」との指摘を受けました。私個人の感想を書く場合、これまでは断定的な言い方はしないように注意していましたが今回は、独断に過ぎる表現になっていました。

よって「マスコンも時代を感じさせますが、右側にある手動式のブレーキには感動すら覚えました。」と変えました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!