2013年10月01日 22時28分

東日本大震災からの復興と風化(2)仙台に向かう。

9月25日(水)、名古屋から仙台への移動には空路を選びました。

東日本大震災で約1か月使用されなかった仙台空港には、今、中部国際空港から全日空が1日7便(IBEXエアラインズを含む)飛んでいます。

17:00発のANA367便はボンバルディアDHC8-Q400で、74席の小型プロペラ機です。ターミナルの搭乗待合室から飛行機まではボーディングブリッジを使わないでの『歩き』。中部国際空港では初めての体験でした。

窓からは沈む夕日こそ見えませんでしたが、赤く染まった夕景が印象的でした。

仙台空港から仙台駅までは仙台空港鉄道を利用。仙台空港駅ではこんな可愛い顔出し看板ならぬ顔出し大型模型を発見。仙台から名古屋への帰りに見た時は、2人の男の子が笑顔で写真に収まっていました。

2007年(平成19年)3月 に開業したこの鉄道は東日本大震災で仙台空港の滑走路の下を通るトンネル(全長588m)が水没。10月1日に 全線で運転再開したものの開業4周年の当日を祝うことは出来ませんでした。

今年は無事6周年を迎えることが出来、ただそれだけですがこうして日常があることに感謝する心を持ちたいですね。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!