2013年10月16日 20時08分

東日本大震災からの復興と風化(15)仙石線列車代行バス。

「陸前小野」13:44発の代行バス。2台運転でした。でも車内はそれほど混んではいませんでした。

ところで代行バスが「陸前小野」を起点にしないのはバスの折り返しスペース確保の問題と思われます。陸前小野の駅前は大型バスの乗り入れは少々難しそうです。

仙石線「野蒜」駅。

「陸前小野」(というか10月2日にUPした鳴瀬川、吉田川橋梁を渡った場所)から「陸前大塚」までは内陸に線路が移設されるため、この駅舎が駅として使われることはもうなさそうです。建物はちゃんと残っているのに…と思ってしまうのは感傷的に過ぎるでしょうか?

14:13(定刻14:10)、「高城町」でバスを下車。ここから「高城町」駅までは歩いて10分弱。

「高城町」の駅前はとても狭く、バスは入れそうにありません。だからお隣の「松島海岸」が代行バスの起点(終点)になっているのですね。

(参考)

「石巻」から「仙台」に仙石線で向かう際、石巻駅の駅員さんからは「矢本・松島海岸で乗り換えて下さい」と言われたので、「陸前小野」や「高城町」で乗り換えてはいけないかと思ったのですが、乗車券があればNGということではなく、特に「高城町」は距離があって分かりにくいということもあったようです。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!