阪急「淡路」から15:31発の「梅田」行き普通に乗車。
何年振りの乗車かが思い出せない阪急。西院から河原町まで乗ったような…。「阪急マルーン」と呼ばれるこの独特の色はシックで品があり、本当に素敵です。どんなに急いでいても駆け込み乗車はせず、ゆったりと乗り込みたいですね。ところで「阪急マルーン」と言う言葉がWikipediaの項目にあるのを発見。流石です。えっ?何故Wikipediaを検索したかって?「阪急マルーン」という呼び方で良かったかな?と確認で検索したらそれを見つけたのです。
ホームに流れる駅のアナウンスの「OO号線」という言い方はやっぱり慣れないけど、その分、旅気分はたっぷり。
「南方」で下車し、目の前にある大阪地下鉄御堂筋線の「西中島南方」駅へ。名古屋の地下鉄で言えば、「丸の内」や「今池」の乗換よりよっぽど移動距離が短く、同じ駅名にしてほしいと思っている人は多いはず。(地元では今更かもしれません)
「新大阪」行きに乗車し一駅。
「新大阪」駅についてから「西中島南方」に停車中の電車を撮影。
「ンーッ。歩いても知れた距離だったか…」等と思いつつ、新幹線ホームへ急ぎました。
EHの「H」という事ですから動輪は8個。
その特徴ある面構えをフェンスの間にカメラのレンズ部分を突っ込み撮影。コンデジだからこそのなせる業ですが、網の影がくっきりと映り、かえって侘しさが募ってしまいました。
日が当たっていなかった方のエンド。見るからに国鉄ヘビー級チャンピオンと言いたくなる重そうな感じです。
連結部分。珍しいというか面白いというか、独時の構造となっており、棒連結器は想像していたよりに細く思えました。
この写真が私のアルバムに残る唯一のEH10。静岡県の弁天島駅での撮影で、昭和44年(1969年)の高校2年の遠足時のものです。
何でこの角度で1枚だけ残っているのかは思い出せません。
10月26日(土)の「赤川鉄橋」の話の続きの再開です。
赤川鉄橋の北側から「新大阪」に戻るには「大阪駅前」行きのバスが土手の下から出るのですが、私は徒歩で20分弱の阪急「淡路」駅を目指しました。
その途中に目的があったからですがそれが「東淡路南公園」。
ここには私と同じ年に生まれた巨大機関車EH10形機が静態保存されています。
国鉄では最大の電気機関車で、今、その姿を見られるのは日本でここだけです。どうしてこの地にこんな珍しい機関車がいるのでしょう?
私はここに10分近くいたのですが、誰もこのEH60-61号機を気にすることはなく、恐らく地元の人もこの機関車がどれほどの価値があるのかは知らないでしょう。
近鉄四日市駅はホームの位置の関係で、名古屋線と湯の山線の電車はこんな感じで停車します。ありそうでなさそうで面白いと感じたのでシャッターを押してみました。
折り返しで乗車したのは11:08発の特急。次の急行でも間に合うのですが、ゆったり座ることを優先させました。
乗車したのは喫煙車だったのですが、車内は空いていました。席について目についたのが空気清浄器。
新幹線の700系ではお馴染みだったのですが、近鉄にもあるとは知りませんでした。
それはともかくその後は、近鉄名古屋~名鉄名古屋~犬山~明治村とトントントンと行き、明治村に無事着きました。家族には「何やっとるの」と呆れられました。…だけではなく、SNSで繋がっている人と明治村のコンサート会場でたまたま席が近かったのですが、「えっ?えっ?えっ?」と、「しまかぜ」に乗っていたのにどうしてここにいるの?と驚かれました。
私は「鉄」です。「鉄」活は、私にとって最優先課題です。(笑)
インターネット予約した場合、プリントアウトした紙が指定席券となります。何だか近鉄の特急券(日本の特急券というべきか?)というよりは、6月のドイツ「鉄」旅の時のことを思い出していました。
ところでこの「しまかぜ」は6号車には朝一番の段階で3席の空きがあり、私の座った8Aと、2席並びの席が空いていました。またこの3席は賢島まで空席だったのですが、これは台風の影響で旅行をやめた人がいたのかも知れません。いつもどうせ満席だと諦めずに、当日にかけるのもアリなのだ!とニンマリ。
たかが「四日市まで」というのは如何なものかと思ったものの、まずは『乗車体験』と考えることにしました。
座席はゆったりとしており、すわり心地も良く、10:52までの僅か27分間でしたが取り敢えず堪能させて頂きました。
ところでここで思わぬ事態が…。前から2列なので座っていながら全面展望が楽しめると思ったらそうはいかず、想像以上に背の高いゆったりシートのおかげで座った状態では前は見えません。そのため私は通路に時々立って展望写真を撮影しました。
それと窓ガラスの枠がしっかりあるので、見ている分には良くても写真撮影は・・・。
そんな感想はありますが、それはそれとして座席で記念撮影。(アテンダントさんにお願いしました)
記念乗車証も頂いて一応の目的は達成されました。でもこの記念証には指定席券が挟み込めるようになっているのですが、プリントアウトの指定席券は挟めません。まあ鋏できったりすれば別ですが…と思いきや、定規で大きさを測ったらいわゆる座席指定の印刷部分だけを切り取れば丁度フィットしそうな感じでした。もっともそうはしませんでしたが。
10月26日(土)、実はもともと仕事で出勤の予定だったのですが、台風の接近の恐れがあるということでそれが無くなり、25日(金)の夕方に翌土曜日が休みとなりました。
で、朝起きて近鉄のHPのインターネット予約を何気なく確認したら何と「しまかぜ」に空席が!!それも6号車の8A(先頭車の前から2番目)!
午後は明治村に行くつもりだったので、「近鉄四日市」で折り返したとして、「スギテツ」さんのコンサートに間に合うかどうか調べたらこれもクリアできることがわかり、早速予約しました。
近鉄名古屋駅には少々気の早い10時過ぎに到着。10:10発の賢島行きは「伊勢志摩ライナー」で、10:25発の「しまかぜ」と合わせ、人気列車の雁行はなかなか面白いと思いました。
案内表示の「特急 ISE-SHIMA LINER」「特急 しまかぜ」の文字が輝いて見えました。
10:15分頃「しまかぜ」入線。
乗る人もいれば撮る人もおり、登場から半年たっても相変わらずの人気ぶりが見てとれました。
明治村発16:00の「栄・名鉄バスセンター」行きに乗車。
※マナカが使えます。因みに犬山駅~明治村正門を結ぶバスは岐阜バスコミュニティなのでマナカは使えません。
経由地はあまり気にしていなかったのですが「桃花台ニュータウン~小牧市内」を通るのをバスに乗ってから車内に備え付けられていた時刻表で知りました。
桃花台の中心地には「ピーチライナー」(桃花台新交通桃花台線)の廃線跡がそのまま解体する術もなく残されています。
平成3年(1991年)9月4日にこの線は乗りました。
その後、ここを訪れることは仕事を含めてありませんでした。この高架橋を新交通システムが走らなくなってもう7年になるのですね。あまりにも早い歳月の流れを感じました。
明治村からこんな風景を見ながら家路につくとは、バスに乗ってからも思っていませんでした。何の引き合わせでしょうか?
ただここに暮らす多くの人たちは、この風景を毎日見ながら暮らしています。・・・これ以上書く言葉を今の私には思いつきません、