2013年12月05日 22時36分
沖縄には「ゆいレール」が登場する前にも鉄道がありました。しかしその鉄道・沖縄県営鉄道(=沖縄軽便鉄道=けいびん=ケービン)は昭和20年(1945年)に終焉を迎えました。
もっともそれ以外にも鉄道は存在していましたが、今回はケービンに絞った話です。
写真は、那覇市内の壷川東公園に屋外展示されているその路線図です。皆さんには位置関係の確認用と言うことで…。
でその廃線跡巡りは11月7日(木)に行きました。
(参考文献)
「歩いてみよう!おきなわ軽便鉄道マップ」(おきなわ散策はんじゃ会編 発行:ボーダーインク 2008.0808)
参考文献を見ながらとりあえず南端の糸満線「糸満駅」(地図では「いとまん」)を目指しました。大体この辺りに「糸満駅」があったはずですが、これが『駅』という分かり易さはなく、どちらかと言えば糸満の街を見てきたと言ったところです。
ここは津嘉山(つかざん)駅付近(今の沖縄県島尻郡南風原町津嘉山)の廃線跡。そんな感じがあります。
ここは与那原線の終点与那原(よなばる)駅があった場所の近く。沖縄県島尻郡与那原町の中心地近くで、駅があったのはこの位置から少し左に入ったところのはずです。なお、沖縄県営鉄道の「与那原駅」は来年度(2014年)に復元の予定です。
“らしい”遺構が残っているのが那覇市国場(こくば)にある川というより溝?に残るレンガ。
雰囲気がありますね。