2014年03月04日 21時02分
3月16日(日)12:33~、「第3回こども鉄道博士選手権」が放送されます。
皆様には是非ご覧いただきたいのですが、その番組のクイズ監修をこれまでもそして今回も担当していることもあり、時々「クイズの問題ってどうやって作るんですか?」とか聞かれたりすることがあります。
正直、そうやって聞かれてもなかなか質問者に分かるようには答えられないのですが、鉄道であれそれ以外の分野であれ、クイズ問題の作り方にさほどの差はありません。過去私が担当したクイズ番組のノウハウを元にそれを鉄道バージョンに当てはめたというのが実態です。
ということで今回は「鉄道」を例にとってクイズ問題の作り方を書くことにしました。もっともこれから書くことは私の「流儀」であって、テレビ業界の一般論とはかけ離れている部分もあるかと思います。まあ読み物としてお楽しみいただければ幸いです。
(では第1問!)
ジャジャン!(効果音)
「司会の福澤さんの後ろに写っているのは新幹線“何”系でしょうか?」
ポーン!(効果音)
(早い者勝ちで)
「ハイっ!**さん。」
**さん答える…「0系」。
ピポピポン。(効果音)
このパターンは俗に「早押し」と言われるパターンです。早押しの他には解答者が一斉に答えを出していくパターンや、答えるのは一人でも制限時間があったりといろいろあります。
答えさせ方も「口頭」「記述」をはじめ、○×クイズ、あるなしクイズ、3択or4択クイズなどなどがあります。
ということで先ほどの(では第1問!)も「新幹線0系である。○か×か?」に文言を変えれば○×問題になります。