2014年03月07日 19時35分
今から3年程前になるのですが、中京テレビの携帯サイト(有料)で、鉄道検定(一般マニア向けで子供向けということではありません)を行っていました。全部の問題を私が作ったのですが、その中から少々。
●写真は高山本線「焼石」~「飛騨金山」間にある『福来信号所』です。信号所のイメージ写真ということで…。
(JR在来線問題)
「高山本線飛水峡信号所は何駅の間?」(回答は3択)
1)上麻生~白川口
2)下麻生~上麻生
3)白川口~下油井
答えは1)。この問題はあまり馴染みの無い信号所を出題したのですが、「飛水峡」を問題にしたのは、信号所の名前の付け方が「私の好み」だったからです。それと山間の静かな信号所で待避する列車の横を突然、轟音をたてて通過する列車を見送り、再び静寂が訪れるその瞬間が好きです。
●この写真は「近鉄」というだけで選択しました。私は近鉄の写真は殆ど撮っていません。お許し下さい。
(近鉄問題)
「昭和33年に登場した初代ビスタカーの階上席シートはどんなシート?」(回答は3択)
1)進行方向から10度窓向き
2)進行方向から5度窓向き
3)進行方向に正対
携帯コンテンツということで、設問自体が少々言葉足らずで、かつ回答も???と思われるかもしれませんが、この問題は参加者の知識を試すというよりは初代ビスタカーの面白さを知って欲しいと作った問題です。
因みに答えは1)です。
さて、このような問題の場合に参加者の思考回路は、まず「少し角度をつけたシートであろう」と推測し、あとは5度か10度の2者択一であろうと進んでいき、最終的には「事実を知らなくても正解率は50%」と考え、答えを選ぶことになります。
もっとも不可読みしすぎて3)を答えた方も少なからずおられました。