2014年03月08日 19時49分
では鉄道クイズの監修とはどんな仕事でしょうか?と言っても「こども鉄道博士選手権」限定情報です。
まずはスタッフの作った問題の内容確認。合わせてミスがないかどうかの確認もしています。人間がやることですからミスをゼロにすることは不可能だと思っており、そのためにも第三者の目を一回通すことが必要となります。(通常の番組制作の手順です)
またその問題が今回の「こども鉄道博士選手権」であればマニアの方も番組をご覧になるので、マニア心に火をつける味付けを心がけています。(必ずしも…と言った声は毎度聞きますが笑って許してもらっています。多分)
●今日の写真は、リニア・鉄道館の新幹線シミュレータ「N700」です。
さて本題です。3択・4択問題となると誤答作りもなかなかの作業となります。でも実はこれが結構楽しい作業なのです。
(問題)
新幹線700系・N700系の編成定員は実はすべておなじです。それは何人?
1)1321人
2)1322人
3)1323人
このような問題はあまり遊んでいませんが、
●写真は名鉄揖斐線黒野駅。(2004年9月撮影)
(問題)
名鉄揖斐線が全廃されたのは平成何年?
1)平成13年
2)平成17年
3)平成18年
正解は平成17年なのですが、平成13年は黒野~本揖斐間が廃止された年で、この問題は1つだけですが、誤答全てに意味を持たせたりするような遊び(工夫)もしていました。
どうせなら解答者には不正解の答えでも「にやっ」としてほしいなどといった邪(よこしま)な心を持っています。もっとも「こども鉄道博士選手権」の参加者は子供たちで、そんなことを考える余裕はないでしょうから基本、直球勝負です。