2014年03月23日 20時38分

ぎふローカル鉄道博覧会/養老鉄道(2)のんびり鉄旅。

地方ローカル線でもロングシート車が珍しいことではなくなりました。鉄旅を続ける者にはあまり嬉しいことではありませんが、まあ仕方ないでしょう。JRの青春18きっぷで旅をする方も多いですが、ロングシート車で長時間の移動をするのは旅気分がそがれませんか?と聞いてみたい気がします。

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さてここは多度駅。両開きドアとワンマン運転用の運賃箱の組み合わせは時代の流れですが、ドアの向こうには昭和の駅風景が待ち受けていました。(除く、自動販売機他いろいろますが…)

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養老山地の山裾に沿って進む養老鉄道。進行方向左側には付かず離れずいつも山が寄り添っています。

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進行方向の右側には田畑が広がっています。春景色とは言えないまでも厳寒の時期は終わったようです。季節は私の暮らす街でも着実に春を迎えているのですが、それには気付かず、日常を離れて初めて感じ取っています。

 

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養老駅に到着。プラットホームの屋根にこれほど多くのヒョウタンがぶら下げられているとは知りませんでした。単に「養老線」だからここで降りたのですが、新しい発見です。一つ一つのヒョウタンはそれぞれが個性的で、もっともそれをじっくり鑑賞する人はいないでしょうが、あまり見かけないだけに楽しいと思いますよ。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!