2014年03月23日 20時38分
地方ローカル線でもロングシート車が珍しいことではなくなりました。鉄旅を続ける者にはあまり嬉しいことではありませんが、まあ仕方ないでしょう。JRの青春18きっぷで旅をする方も多いですが、ロングシート車で長時間の移動をするのは旅気分がそがれませんか?と聞いてみたい気がします。
さてここは多度駅。両開きドアとワンマン運転用の運賃箱の組み合わせは時代の流れですが、ドアの向こうには昭和の駅風景が待ち受けていました。(除く、自動販売機他いろいろますが…)
養老山地の山裾に沿って進む養老鉄道。進行方向左側には付かず離れずいつも山が寄り添っています。
進行方向の右側には田畑が広がっています。春景色とは言えないまでも厳寒の時期は終わったようです。季節は私の暮らす街でも着実に春を迎えているのですが、それには気付かず、日常を離れて初めて感じ取っています。
養老駅に到着。プラットホームの屋根にこれほど多くのヒョウタンがぶら下げられているとは知りませんでした。単に「養老線」だからここで降りたのですが、新しい発見です。一つ一つのヒョウタンはそれぞれが個性的で、もっともそれをじっくり鑑賞する人はいないでしょうが、あまり見かけないだけに楽しいと思いますよ。