2014年03月21日 22時50分

三陸鉄道 全線運行再開!

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いよいよ4月5日に南リアス線、4月6日に北リアス線が運行を再開します。JTB時刻表の表紙がその日の訪れを感じさせてくれました。

写真の左上は私もささやかに協力させていただいた北リアス線「野田玉川」~「陸中野田」間の三陸鉄道復興支援枕木プレートの設置証明書で、左下はクレジットカードのポイント交換で送ってもらった平成26年4月~平成27年3月31日有効の1日乗車券。遂に1日乗車券を使える日を迎えることが出来ました。早速…と行きたいところですが何とか夏までに訪問したいと思っています。

2014年03月20日 20時14分

ぎふローカル鉄道博覧会/明知鉄道(12)明鉄ツアー。

岩村から明知に一旦戻り、そこで解散となりました。

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その岩村での列車待ちの時、腕木式信号機のテコが光を浴びて良い感じで光っていたので撮ったものの、コンデジの限界ですね。

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上り恵那行きのホームはご覧の通り。実はぎふローカル鉄道博覧会「岩村盆地を駆け抜ける!【明知鉄道】チャリンコ列車 春の特別号!」がこの日行われており、岩村発15:24はそのために1両増車。かつ岩村のひなまつりに訪れたと思う観光客でご覧の通りの賑わいでした。

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さて明鉄ツアーが終了し、明智発16:07に乗り恵那経由で名古屋に戻ることにしました。SLが駅構内にいる風景を眺めつつこの地を去っていく自分を俯瞰し、一人悦に入っていました。

※運転体験の時は瑞浪までバスで出ました。昭和の時代にこの地を取材で通ったことがあり、その時に町役場(当時)の担当者に教えてもらったルートです。でも今回は列車にしました。

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最後の写真はこれまでC12が保存されていた明智小学校です。では暫し、明知鉄道とお別れです。

2014年03月19日 20時14分

ぎふローカル鉄道博覧会/明知鉄道(11)岩村の雛祭り。

今、恵那市では「明智」「岩村」「山岡」「上矢作」「串原」の各地区で「おひなさんめぐり」が行われています。

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岩村駅で40分ほどの時間が出来たので、早速岩村の街に出かけてみました。岩村は「ゆかしき里いわむら城下町のひなまつり-君なくは なぞ身よそはむ-」と銘うっており、駅から城下町一帯にかけて、家の軒先や施設などでおひなさまが見られるようになっています。

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ゆっくり歩くと時間内ではとても見きれないので、駆け足で回りました。

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屋外にもこんなおひなさまが…。

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2階の軒先にもおひなさまが…。このひなまつりは4月3日(木)まで行われていますので、「明鉄」巡りの合間に「ひな」巡りも良いと思います。

 

 

2014年03月18日 19時33分

ぎふローカル鉄道博覧会/明知鉄道(10)岩村駅の座布団。

今時、木のベンチがある駅。

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昭和の時代、私は『ステーションホテル』(要するに駅寝)を利用したことはありませんが、夜行列車待ちでこうしたベンチに何時間も体を預けたことは何度もあります。ところで可愛い座布団が並んでいますが、こうした座布団のある駅は地方の小駅では結構あったのですが、夜行列車が停まるような駅ではあまりなかったと思います。右の戸棚の中の雛人形が季節を感じます。

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一歩外に出てパチリ。日本全国どこにでもあった風景ですが、今はもう少数派になっています。

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そしてこういた昭和の駅舎には赤い丸ポストが実に似合いますね。皆さんはお気付きかどうか分かりませんでが、明智駅の駅舎の前にも同様のポストがあります。そう言えば南海の「浜寺公園」駅前にもあったのを思い出しました。

 

2014年03月17日 19時29分

ぎふローカル鉄道博覧会/明知鉄道(9)岩村駅の腕木式信号機。

明智駅発13:59で岩村駅まで移動。今回の明鉄ツアーでこの駅に初めて降り立ちました。

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その構内は昭和が残されています。

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その岩村駅には稼動できる状態で腕木式信号機が残されています。「明鉄見学ツアー」の締めくくりはその腕木式信号機を実際に動かすことでした。

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停止。

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と、進行。

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シンプルですが、単線区間では基本、これで十分でした。

 

その操作体験はオーストラリアのジグザグレイルウェイ以来(このブログでは2011年1月11日にUP)でしたが、その時に比べ思ったより軽い!というのがその感想です。なお岩村駅には2つの信号機が残されており、その2つともがこの信号扱い所での操作が可能です。

2014年03月16日 17時10分

ぎふローカル鉄道博覧会/明知鉄道(8)最後に公式写真。

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車庫内の見学と車内見学、そしてグッズの販売と順調に明鉄見学は進んでいました。

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そして13:38に急行「大正ロマン号」(じねんじょ列車)が戻ってきて入庫。アケチ6を見て、なぜか少し懐かしい気分になりました。久しぶりに本線で走るのを見ました。(明智に来るときに、岩村駅で交換。写真は撮れませんでしたが、本線上を行く姿はちゃんと見ています)

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C12の運転台には参加者が交代で入りました。自分で言うのも何ですが、なかなか様になっています。ただコートは少々場違いだったかも知れません。

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C12244のナンバープレートは残念ながらまだ整備が追いついていません。また屋根つきの場所に保存されていたとはいえ、その傷みは隠せません。

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最後に形式写真っぽい感じで一枚。これが本線を走る姿を見てみたい!その前に明智駅構内で運転体験…。まずはこれを期待ですね。

※私は蒸気機関車の整備の専門家ではありません。それでも復活の第一歩となる「自走」だけでもハードルが高いのは十分に見て取れました。明知鉄道だけの力で超えられるものではないでしょうし、恵那市(+岐阜県)による費用負担があったとしてもSL運転を行うためのスタッフ育成も必要でしょうから、関係者の相当の覚悟が必要でしょう。大都市名古屋から比較的近いという地理的メリットもあるので、ヨーロッパでよく見られるボランティアスタッフが支える保存鉄道的な手法を取り入れるチャンスかもしれません。ただそれを行うには明智駅の構内が少々手狭な気がしています。

2014年03月15日 20時03分

ぎふローカル鉄道博覧会/明知鉄道(7)ヘッドライトを点灯。

運転台にある逆転機を回すとロッドの部分が動きます。矢印の部分が目立ちますが、その左側の部分も注目です。

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これの位置で蒸気機関車の前進・後進などがコントロールされます。蒸気機関車の運転は鳥取県の「若桜鉄道(圧縮空気)」、北海道の「三笠鉄道/三笠鉄道記念館(石炭)」で経験がありますが、前進・後進の切り替えをこうした形でみたのは初めてで、思いのほか新鮮でした。

 そしてこの日の最後のイベントとして、参加者の要望でヘッドライトが点けられました。

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と言ってもそれは簡単なことではなく、発電機を回さなければなりません。圧縮空気・・・とここからの説明は、チャンスがあれば見学会に参加されてそこで担当者にお聞き下さい。もっとも私自身がここで説明するほど詳しくないということが一番の理由ですが…。

2014年03月14日 20時02分

ぎふローカル鉄道博覧会/明知鉄道(6)エアーコンプレッサー。

「ぎふローカル鉄道博覧会」のイベントNo.12「明知鉄道 明鉄見学ツアー」がいよいよスタート。

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と、その前に駅舎の片隅に置かれたエアーコンプレッサーをパチリ。これがC12に命を与えています。

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これで作られた圧縮空気はC12まで管で運ばれ、運転台下の赤い矢印の場所で繋がれていました。ここにはメーターもあり、明知鉄道の方はそれを時々確認されていました。

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たなびく煙は青空に溶け込んでいました。

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2014年03月13日 22時11分

ぎふローカル鉄道博覧会/明知鉄道(5)焼いも。

明智駅には12:27の定時着。

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早速C12との並びを撮影。アケチ13にはC12のイラストもありこんな2ショットを撮影したのですが、集合時間直前で他のお客さんもおられ、この程度の写真が精一杯でした。(と、言い訳)

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SLの所属機関区は「明知」。なかなか様になっています。

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12:30に受付けを済ませ、イベントが始まるまでの少しの時間を使って駅舎の外観撮影。あれっ?駅舎の前に何かあるぞ!と見てみれば…。

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「焼きいも」を販売中。その焼き釜を見て「SLっぽい」と思ったら、直後に子供たちが「SLだ!」と声を上げ、私の認知レベルは子供と同じというか、鉄道好きの感覚に年齢の壁はないと実感した次第です。(笑)

惜しむらくは到着したのが集合時間直前だったため、この焼いもを味わうことが出来なかったことです。1本200円×2本はいけたと思います。

2014年03月12日 23時12分

ぎふローカル鉄道博覧会/明知鉄道(4)幸せ地蔵。

33パーミルの小さな看板。

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明知鉄道飯沼駅。普通の鉄道では一番勾配が急な駅として知られています。それにしてもあまりに地味な看板ゆえか「明鉄見学ツアー」の参加者も多く乗っているこの列車にあって私しかこの写真を撮影していないように見受けられました。

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飯沼駅を後にして歩みを進めます。

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極楽駅では「幸せ地蔵」さんが私の乗る列車を出迎えてくれました。それにしても2010年(平成22年)7月には無かったような…。お地蔵さんの足元にあった設置日を見て納得。2010年12月に置かれたものでした。「幸せ地蔵 あしたもいい日になりますように」。

明日の天気予報は雨。でも厳しい寒さはなさそうで、それが私にとっては何よりごくらくごくらく。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!