北府駅から乗った電車から赤十字前駅で下車(10:30)。
越前武生駅からここ『赤十字前』駅の少し先までが「鉄道線」で、そこから「軌道線」(路面電車)となり、次に停車する『木田四ツ辻』は所謂“電停”となります。
ここで下車した目的はこの除雪に使われる電気機関車(11号)をカメラに収めること。1923年(大正12年)製というほぼ90年前の車両が今も現役であるということに驚きを隠せません。
さて、ここから越前武生方面に一旦折り返すことにしました。目的はF1000形/FUKUAM(フクラム)に乗車すること。
ところでこのF1000形/FUKUAMは2014年ローレル賞を受賞しました。まずはおめでとうございます。私がお邪魔した5月11日(土)段階では勿論、それはまだ発表されておらず、でも賞に値する車両であることは「乗った」からこそ納得しています。
話しを戻して5月11日(土)、何故この日の運用が私に分かっていたのでしょうか?種明かしをすれば、この電車は越前武生9:08発の電車の折り返しだからです。JR武生駅から越前武生駅に向かう途中、この電車が走り去るのを見ていたので、時刻表から計算してここで出会えると確信していました。
車内は思ったより広くゆったりしていました。もともと鉄道線サイズの電車が走っていたからこのサイズが実現したのかもしれませんね。
2011年に新規開業した清明駅で下車。そこから少し歩いて麦畑越しの電車撮影に挑みました。清清しい風景で、それにしても福井県が麦の産地とは知りませんでした。流石に時期的に麦秋とまではなりませんでしたが、それでも「良し」と自己満足しています。
※水が張られた田の水鏡狙いも一瞬頭をよぎったのですが、その場所はもっと越前武生よりで、今回はその後のスケジュールの関係で少々お手軽にこんなところで狙ってみました。
ところでこの写真を撮影した後は街中に移動し、こんな写真を撮っていました。