2014年05月01日 20時27分
1991年10月28日(月)は、ルツェルンに行った後はチューリッヒに戻り、街歩きをしていました。
ここチューリッヒには当時、ケーブルカーとラックレール式鉄道という如何にも山岳都市らしい交通機関が市内交通として機能しており、まずはチューリッヒ駅にほど近いビルにあるケーブルカー「POLYBAHN(ポリバーン)」の駅に向かいました。このケーブルカーは駅を出て直ぐにトラムをオーバークロスして山を駆け上がって行きます。
終点はこんな可愛い山小屋風。全長は176メートルですので鞍馬山鋼索鉄道よりも短いことになります。
そしてラックレール式鉄道の「Dolderbahn(ドルダーバーン)」。この路線は元々ケーブルカーだったそうで、そう思ってみればそんな雰囲気があるものだと当時、妙に納得していたことを覚えています。
名古屋という街は平野の只中にあることもあり、急な勾配にある市街地がそもそも限られています。その代表格は中京テレビのある八事界隈でしょうが、こうした風景が登場するとはとても思えません。