2014年07月06日 19時06分
平成26年(2014年)5月30日(金)は思いで深い日になりました。
電車庫の700形第2編成で、記念すべき経験をしました。
それは打音検査。私がハンマーで叩いているのは台車のネジですが、これが4つあるうちの一つだけ緩めてあり、それを順番に叩いていくと一つだけ確かに音が違うのです。今回は素人でも分かるように大きくネジが緩めてありましたが、実際の(本職による)作業時には、微妙な音の差でほんの僅かなネジの緩みを発見するそうです。
こちらは動力を伝達していくベルトの造形美。登録有形文化財の「大胡電車庫」の建屋の中で、一番文化財“らしさ”を感じさせてくれる装置かもしれません。
UPにするとこんな感じ。パズルを解くような面白さもあり、如何にも『工場』という感じがします。昭和の時代、ありふれた景色だった気もします。