2014年07月21日 20時40分

三陸鉄道お座敷列車の旅(3)一方、レトロ車両の車内は。

こちらは36R形レトロ車両(自由席車)です。

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この写真では既に乗客の方がいますが、出発直前にはここから更に増えてほぼ満席でした。お座敷列車は全線を乗り通す方が多いようですが、こちらは団体の方が途中で乗降することが多いとのことでした。ただどちらにしても私の様な1人旅は少数派と見受けられました。

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照明装置は何とも凝ったしつらえになっており、最近、こうした特別車両は本当によく出来ていると思っています。「まあね」といいたくなる「なんちゃって」車両ではお客を呼べない時代ということなのでしょう。

2014_05_31三陸鉄道お座敷列車_70

デッキから車内に入っていくドア部分もこんな感じ。この細やかさは一般の観光客にどこまで通じているのかは分かりませんが、それでも雰囲気の良さは確実に「口コミ」で広がっていくものと確信しています。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!